快適で安全な住環境を重視する方にとって、自宅のメンテナンスは最重要課題です。
特に、雨樋の修理業者をどのように選べば良いのか、悩んでいる方は多いでしょう。
そこで本記事では、雨樋の基本構造と重要性を解説し、信頼できる業者の選び方をお伝えします。
□雨樋の役割と構造!
雨樋は、家の耐久性と環境衛生に大きく寄与する設備です。
その基本的な構造と機能について3つのポイントから確認しましょう。
1:雨樋の役割
雨樋は、屋根に降った雨水を効率的に集め、地面へと導く重要な設備です。
軒先に設置された半筒状または凹型の軒樋が雨水を受け止め、それに接続された円筒状または角形の竪樋が雨水を地上へと流します。
これにより、家の周囲に水溜まりができることを防ぎ、建物の基礎部分の劣化を防止します。
2:雨樋の基本構造
雨樋は、軒樋と竪樋の2つの主要部分で構成されています。
軒樋は屋根の端に沿って水平に設置され、竪樋は軒樋に垂直に接続されます。
軒樋には適度な傾斜がつけられ、雨水がスムーズに流れるよう設計されています。
集められた雨水は、最終的に敷地内の雨水枡に流れ込むか、道路の雨水用下水管に接続されます。
3:雨樋の材質
雨樋には、塩化ビニル、ステンレス、銅、亜鉛メッキ鋼板などの素材が使用されます。
それぞれの材質に耐久性や価格の違いがあるため、自宅の環境や予算に合わせて適切な材質を選ぶことが大切です。
定期的なメンテナンスを行うことで、雨樋の寿命を延ばせます。
□信頼できる雨樋修理業者の選び方
雨樋の不具合は、放置すると家全体の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
*建築業許可を持っている業者を選ぶ
建築業許可は、500万円以上の建設工事を行う際に必要な許認可です。
国土交通省または都道府県が審査し、適格と判断した業者にのみ与えられます。
許可を取得している業者は、一定の技術力と信頼性を備えていると言えるでしょう。
業者のホームページや国土交通省の「建設業検索システム」で許可の有無を確認できます。
*自社職人が施工する業者を優先する
自社職人が在籍する業者では、営業から施工まで一貫して社内で管理されます。
現場への情報伝達がスムーズで、施工ミスが起こりにくい環境が整っていることは、大きなメリットです。
また、外注職人を使う場合に比べ、余分な手数料がかからないというメリットもあります。
当社のように、職人直営会社に依頼すると、職人による誠実な説明で営業から工事まで進みますので、安心していただけるかと思います。
*リフォームパートナー協議会(RECACO)加盟業者を検討する
リフォームパートナー協議会は、加盟業者の育成とサポートを行う団体です。
加盟業者は、わかりやすい見積書の作成方法や適切な接客マナーなど、様々な講習を受講しています。
協議会のサポートを受けている業者は、信頼してリフォームを任せられる可能性が高いと言えます。
信頼できる業者を選ぶと同時に、選ぶべきではない業者を見極めることも重要です。
飛び込み営業で不安を煽る、火災保険を悪用した修理を提案する、見積もりが曖昧であるなどの特徴を持つ業者には注意が必要です。
□まとめ
本記事では、雨樋の役割と基本構造について解説し、その重要性を明らかにしました。
雨樋は家の耐久性と環境衛生を維持するために欠かせない設備であり、適切なメンテナンスが求められます。
雨樋修理を依頼する際は、建築業許可の有無や自社職人の在籍、リフォームパートナー協議会への加盟状況などを確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。