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屋根の部材と名称を知ろう!基本から補修のコツまで

2024/06/08

屋根は私たちの大切な住まいを守る要の部分です。
しかし、その構造や部材の名称について詳しく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
屋根のトラブルに適切に対処するためには、まず屋根の基本を理解することが大切です。
本記事では、屋根の構造と主要部材の名称、そして屋根補修の注意点について解説します。

□屋根の基本構造と部材名称の理解!

屋根は、建物の最上部に位置し、雨風や紫外線から建物を守る重要な役割を担っています。
屋根を構成する主要な部材には、それぞれ固有の名称があります。
ここでは、代表的な4つの部材の名称とその役割について見ていきましょう。

1:棟(むね)

棟は、屋根の面と面が接合する部分を指します。
三角形の屋根では頂上の部分が棟となり、四面の寄棟屋根などでは複数の棟があります。
頂上の棟を主棟や大棟、その他を下り棟や隅棟などと呼び区別することもあります。
棟には、雨水の侵入を防ぐ雨仕舞が施されます。

2:谷(たに)

谷は、屋根の面と面をつなぐ窪んだ部分です。
雨水が集まりやすいため、排水のための通水路である谷樋が設置されます。
谷樋の素材にはステンレスやトタン、鋼板などが使われます。
谷は雨漏りが発生しやすい箇所でもあるので注意が必要です。

3:淀(よど)

淀は、屋根の終わりの部分に使用される部材です。
屋根が風で剥がされないようにする役割や、雨水の水切れを良くする効果があります。
淀は施工する屋根によって鼻桟や唐草とも呼ばれ、地方によって名称が異なることもあります。

4:雨樋(あまどい)

雨樋は、屋根に降った雨水を集めて排水する設備です。
軒先に沿って設置された軒樋で雨水を集め、縦樋で地面や下水に排水します。
軒樋には適度な傾斜がつけられ、スムーズな排水を促します。

このほかにも、破風、ケラバ、軒天、鼻隠し、雨押さえ、庇など、屋根を構成する部材は多岐にわたります。
それぞれの部材が正しく機能することで、屋根は建物を守る役目を果たすのです。

□屋根補修の注意点と正しい対処法

*風による屋根の損傷への対処

台風や突風によって屋根材がめくれてしまった場合、放置するのは厳禁です。
めくれた部分から雨水が侵入し、雨漏りに発展する恐れがあります。
損傷の程度に関わらず、できるだけ早めに専門家に相談し補修を検討しましょう。

*雨漏りへの対処

雨漏りは、放置すると建物の耐久性低下や室内の設備に深刻な被害を及ぼします。

しかし、信頼できない会社に補修を任せてしまうと、何度修理しても雨漏りが解消しない事態に陥ります。
施工実績が豊富で、適切な診断と補修プランを提案してくれる会社選びが肝心です。

*劣化した屋根材の交換

経年劣化により屋根材の機能が低下した場合は、部分的な補修だけでなく屋根全体の葺き替えを視野に入れることも大切です。
部分補修よりも葺き替えの方が費用はかかりますが、長期的に見れば建物の資産価値を守ることにつながります。

□まとめ

本記事では、屋根の基本構造と主要部材の名称、そして屋根補修の注意点について解説しました。
棟や谷、淀、雨樋など、屋根を構成する部材の名称と役割を理解することは、屋根のトラブルに適切に対処するための第一歩です。
また、風害や雨漏りなどの屋根トラブルが発生した際は、信頼できる専門家に相談し、適切な補修プランを立てるようにしましょう。