雪が降ると屋根の雪が落ちてきて困っている、雪対策を検討している、雪対策を自分でやってみたいと考えている、雪対策の費用を抑えたいと考えている家主のみなさん、こんにちは。
雪が降ると屋根の雪が落ちてきて、家の周りや道路が雪で覆われてしまう、雪下ろしが大変で、転落が怖い、雪対策に費用をかけたくない、そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、屋根の雪対策の種類、それぞれのメリット・デメリット、注意点などを分かりやすく解説することで、読者が安心して安全な雪対策を選べるようにします。
□屋根の雪が落ちるのを防ぐ!対策の種類とメリット・デメリット
雪が積もると、屋根から雪が落ちてくるのは危険です。
屋根の雪対策には、雪止め、無落雪屋根、融雪システムの3つの方法があります。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、自分の家の状況に合わせて適切な方法を選びましょう。
*雪止め
雪止めは、屋根からの落雪を止める設備の総称です。
雪止めには、雪止め金具、雪止めネット、雪止めフェンスの3種類があります。
1:雪止め金具
雪止め金具は、屋根の上に設置して落雪を防ぐ金具です。
金具には「扇型」「羽根つき」「アングル」の3種類があります。
・扇型
扇型はこぶし大のもので、スレート屋根によく使用されています。
・羽根つき
羽根つきは羽根を広げたような形状をしており、アングルは長い棒状の金具を設置します。
・アングル
落雪の防止効果は、アングルタイプ、羽つき、扇型の順に高いです。
扇型・羽根つきの場合、金具同士の間に隙間ができてしまうため、アングルに比べて落雪しやすいのです。
2:雪止めネット
雪止めネットは、軒先に設置して落雪を防ぐ網状の建材です。
ネットは強度が高いため、一定量の雪をせき止められます。
特に雪止めネットは太陽光パネルが設置してある屋根に効果的です。
3:雪止めフェンス
雪止めフェンスは、屋根からの落雪を受け止めるために地面に設置されるフェンスです。
特に、住宅の敷地外へ雪が落ちるのを防いでくれます。
*無落雪屋根
無落雪屋根は、屋根の形状や素材によって雪が積もりにくいように設計された屋根です。
雪が積もりにくいので、雪下ろしをする必要がありません。
*融雪システム
融雪システムは、屋根に設置したヒーターで雪を溶かすシステムです。
雪が降ってもすぐに溶けてしまうので、雪下ろしをする必要がありません。
□屋根の雪対策の注意点
屋根の雪対策は、高所での作業が必要になるため、安全に配慮することが重要です。
転落事故を防ぐためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。
1:高所からの落下に注意
屋根の雪対策は、高所での作業が必要になります。
そのため、転落事故に注意が必要です。
転落事故を防ぐためには、安全帯やロープなどを着用し、足場をしっかりと確認することが重要です。
2:雪の重みに注意
雪は、積もると非常に重くなります。
屋根に雪が積もると、屋根の構造が損傷する可能性があります。
そのため、屋根の雪下ろしは、積雪量が多い場合は定期的に行う必要があります。
□まとめ
この記事では、屋根の雪対策の種類とメリット・デメリット、注意点について解説しました。
屋根の雪対策は、安全に配慮することが重要です。
屋根の雪対策は、種類や費用、設置場所など、様々な要素を考慮する必要があります。
自分の家の状況に合わせて、適切な雪対策を選びましょう。